◆［平成28年度決算］ホームレス総合相談事業　約330万円
巡回相談員2人を配置し、月曜日から金曜日まで荒川河川敷や公園等を巡回し相談にあたっている。以前は100人以上いたが、現在では44人と横ばい状態。最近は高齢化し、福祉サービスにつながることもあれば、今までの生活を変えたくないと拒絶されることもあるが、粘り強く接している。

◆［平成28年度決算］行旅死亡人等処置費　約229万円
身元不明者を火葬・供養するもの。平成28年度は9件。市内の無縁仏に供養。

◆［平成28年度決算］生活困窮者学習支援業務　約70万円
新曽のむつみ会に委託し、土曜日2時間・夏冬休みに基礎学力をつけるもの。対象は小学生63人・中学生44人だが、実際に受けているのは小学生10人・中学生9人。大変意義ある事業であり、引き続きしっかり進めてほしいと要望。

◆［平成28年度決算］生活保護
ケースワーカー15人で一人あたり119人を担当していたが、平成28年度は1人退職し14人で129人を担当。1人退職したものの増員しなかった結果、1人あたり80人という目安を大幅に超える現状を指摘。今後の増員を要望。
レセプト点検業務は、約140万円で約4万5000件の全レセプトをチェックし、約450万円の効果。
生活保護扶助費自体は、前年度約3億5000万円増の総額約47億1900万円。特に医療扶助が約21億8100万円と突出して増加。医療費では脳血管疾患、がん、心疾患、精神疾患が多い。
外国人は53世帯。
不正受給は35件で計約980万円の返金決定。多くは収入の未申告によるもの。

◆［平成28年度決算］発達障害巡回事業　約9万7200円
平成28年度から始まった新規事業。あすなろ学園に委託をし、市内保育園等を保健師等とともに巡回しているもの。複数の専門家の方が巡回しているようで、今後も継続予定とのこと。引き続き行ってほしいと要望。

◆［平成28年度決算］移動支援事業　約1億6900万円
平成27年度は3億円を超えていた移動支援（障がい児等の余暇活動）が、平成28年度は約1億6900万円と6割程に減額。これは戸田市がガイドライン等を設けておらず利用したいだけ利用できていたものを県からの指導もありガイドラインを策定した結果、行動援護事業等へ移行したため。引き続き必要に応じ見直しをしながら事業の推進を要望。

◆［平成28年度決算］高齢者介護予防・生活保護事業（約4900万円）、高齢者敬老事業（約5200万円）、健康長寿入浴事業（約3000万円）
ふれあいセント―、敬老会等見直しをしているもののあれば、長年見直されていないものも多い。今後の見直しを要望。

◆［平成28年度決算］介護保険特別会計（予算現額約59億350万円→収入済額約58憶6050万円）
一般会計からの繰入金は約8億2100万円。平成27年度は介護保険給付費基金積立金への積立がなかったものが（50円）、平成28年度は約1億4800万円を積み立てをすることに。あわせて平成29年度への繰り越しは約2億2400万円（もっともそのうち1億円程度は国県への清算に充てる予定）。

今日も10時から16時半過ぎまで、みっちり審議しました。
いかがでしょうか？
結構、関心のあるものが多いと思いませんか？
明日も10時から、委員会です。
明日は、保育園や学童保育室等の子育て事業を審議します。