今日は8時半に美女木を出発し、茨城県ひたちなか市にある株式会社カツタ様の視察に伺いました。
こちらは、蕨戸田衛生センターが不法投棄された廃家電や、粗大ゴミとして収集された廃スプリングマット、廃タイヤ等の処分を委託している事業者です。
視察目的は廃家電・廃スプリングマット・廃タイヤの処理状況を確認するとともに廃棄物処理事業の参考とすることです。
平成29年度の委託内容は、廃家電が年間予定総量13.5トン、年間予算額100万2000円で、廃スプリングマットが年間予定総量1800枚、年間予算額388万8000円とのことです(廃タイヤは隔年で処理予定であり、今年度の委託予定はなし)。
蕨戸田衛生センターから委託された廃スプリングマットは、シルバー人材センターの皆さんが手で鉄部分と布部分に分解し、鉄部分は有価物として古物屋に売却、布部分は固形熱材として製紙会社に売却しているそうです。
廃タイヤは、ギロチンという機械を使って細かく分解し、焼却炉で焼却しているそうです。
いわゆる「燃えないゴミ」の処理施設を見学して思ったのは、においが違うということです。
「燃えるゴミ」は生臭いにおいがしますが、「燃えないゴミ」は嗅いだことのないようなにおいがしました。
暑い日も寒い日もゴミを処理してくださり、感謝の思いです。
また手で選別してくださっていることにも驚き、有難い気持ちになりました。
私たちが捨てているゴミが、こうした皆さんの手を経て処理されていることを知り、大変勉強になりました。
自分の捨てたゴミがどのように処理されているのか想像してみることが、循環型社会の第一歩になるのではないでしょうか。
本日はありがとうございました。