今日は、北区議会議員の駒崎美紀さん(元戸田市役所職員)とモデルでご自身の経験から社会福祉活動をされていらっしゃる田中麗華さん他皆さんをお招きし、新曽小学校で行われた研究発表会を見学してきました。
戸田の会からは、酒井代表と浅生議員がお越しくださいました。
見学の目当ての一つは2017年から戸田市で始まった「セサミストリートカリキュラム」です。
◯セサミストリートカリキュラム
http://www.city.toda.saitama.jp/…/life/63777_117051_misc.pdf
◯駒崎美紀北区議
https://komazakimiki.jp/
◯田中麗華さん
https://tanakareika.jimdofree.com/
「セサミストリートカリキュラム」とは、キャリア、価値の理解、インクルージョンの実現という3つの視点から構成され、学力の向上だけではなく、子供たちの社会性や情緒的行動、生涯学習における基礎的な資質の育成を目標としているカリキュラムです。
答えのない課題について、自分の頭で考え、仲間と協力しながら解決策を考える授業が行われていました。
具体的には、「欲しいものといるもの」の判断をゲーム機と電子辞書を例にグループに分かれてディスカッション、発表をして議論を深めていっていました。
自分の考えを自分の言葉で発表し、相手の発表を聞いてそれを否定せず、立場や考え方の違いを学びながら考えを深めることで、多様性や主体性、自分はこのままでいいという自己肯定感を会得していくのだと感じました。
今回、児童養護施設や里親制度、社会的養護に関する取り組みをなさってある皆さんがセサミストリートカリキュラムにご関心を持ったのは、このセサミストリートカリキュラムが「周りの人とは違うところがあっても“自分”を自分として認める」という多様性や主体性、自己肯定感を公立小学校で自然と学ぶ素地になっているとお考えになったからだと思います。
やはり教育は、現場で学ぶのが一番ですね。
大変勉強になりました。
本日コーディネートしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。