今日は都内の女子大学生より、女性の社会・政治進出についてオンラインにてインタビューをお受けしました。
このように「地方議員・女性議員の活動を知りたい!と」いう若い世代の方からのご依頼は毎年お一人くらいからあり(女子学生が多い!男子学生は1人だけ)、これまですべてお引き受けしています。
テーマからして、私だけではなく普通の一市民だった立場から市政にチャレンジし、今は市議会議員として活動をさせていただいている宮内奏子市議のご意見も参考になるのでなはいかと思い、お声掛けして2人でお話しさせていただきました。
1時間あまり、議員になるまでの過程や苦労、現在の女性議員ならではの苦労、クォータ制への考え等について意見交換させていただきました。
議員になるまでの過程や苦労、女性ならではの苦労等はよく聞かれるのですが、クオーター制について若い世代の方とお話ししたのは初めてで、改めて自分の考えを整理するきっかけになりました。
個人的には、女性議員を増やすことは必要だと考えていますが(半数とまではいかなくてもやはり少ないのは事実だと考えています)、そのためにクオーター制を導入して制度として一定数確保することについては、どちらともいえないというのが現時点での考えです。
というのも、そもそも政治を目指す人が性別関係なく目指せる制度が大切で、男性であっても女性であっても政治を目指したときに超えるべきハードルを下げることがまず重要だと考えているからです。
ただ、女子大学生や宮内市議と意見交換をするなかで、先に箱(=議席)を作って女性議員を増やていくなかで、より多くの人が参画しやすい政治・選挙制度になっていく可能性も大いにあるなとも思いました。
いずれにしても、今後女性議員や女性の政治参画を進めていくなかで大切なことは、すでに政治の内側にいる私たちが、仕事と子育て・家庭との両立をしたり、自分なりの視点や経験を持って発言をするなかで政策を提案し、まちづくりを進めていくこと、そしてそれらを発信していくことで、「自分もやってみたい」「自分にもできるかな」と思っていただくことだと思いました。
このような貴重な機会を頂戴し、どうもありがとうございました。