市内の方より、「コロナ陽性のためホテル療養となったが、食事が普通の弁当(コロッケや照り焼き等)で野菜も少なかった。栄養が無いのではないか。また、弁当の製造会社が千葉県流山市だった。なぜ埼玉県の会社を使わないのか。」というメールをいただきました。
県の担当に確認したところ、
・病院への入院ではなくホテルでの療養であるという点から、弁当は一般的なものを選択している。
・ホテルで療養される方々は、病院へ入院される方と比較して症状が軽い、自覚症状が無い、年齢も若いという方が多く、ヘルシーな弁当を提供したことで逆にお叱りを受けた経緯などもあった。
・万人が満足できるお食事を提供することへの難しさはあるものの、今後も弁当のメニューに関しては県で働きかけはしていく。
ということでした。
製造会社についても、
・埼玉県では、県内の療養ホテルに対して包括委託をしている関係で、清掃会社や食事等はホテル側が各々業者の選択をしている。
・上記の流山市で製造された弁当について、該当のホテルでは「毎日同じ業者の弁当を食べていると飽きる」という意見から、バリエーションを持たせるために複数の製造会社(都内含む)から日替わりで弁当の取り寄せを行っており、たまたまその日が流山市の会社だった。
ということでした。
また、
・現在埼玉県内のホテル16箇所中13箇所は、埼玉県内の業者へ弁当の注文をしているということで、県でもなるべく埼玉県内の業者を選ぶよう働きかけは行っている。
ということでした。
ホテル療養の諸々については確かに課題もあると思いますが、県も努力をしてくださっていると思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
※写真は現物の写真がなかったため、フリー素材をイメージとして使用しています。