6月定例会は閉会しましたが、投稿し損ねていたので投稿します。
—
私は会派の中で政策調査会(会長:井上航議員(和光市))に所属しており、政策調査会副会長を務めています。
毎議会で意見書(案)の提出を心がけており、日頃報道を見て知ったり、皆さんからのご意見対応の中で課題に感じたりする際に、国に対応を求めるものなどをリスト化し、自分なりに文章を書き、会派を通じて提出しています。
今回は、今年4月奈良県で全盲の女性が踏切内で電車にはねられお亡くなりになったことを知り、「踏切に点字ブロックを設置することの義務化を求める意見書」を提出しました。
事故の後、国土交通省は道路のバリアフリーに関する運用指針を改定し、踏切へ点字ブロックを整備することを求める方針を決めていますが、「義務」「標準的」「望ましい」の3段階のうち、踏切手前は「標準的」、踏切内は「望ましい」という位置づけにとどめています。
もちろん、道路管理者である地方自治体等や鉄道事業者の意見も聞く必要がありますが、財政措置も考慮し、もう二度とこのような痛ましい事故が起きないよう、しっかりと整備するべきだと考え、意見書を書きました。
ただ、残念ながら、今回の意見書は他会派の賛同を得られず可決とはなりませんでしたが、引き続き対策を求めていきたいと思います。