10時から決算特別委員会5日目、今日は保険医療部と環境部について審議しました。
私からは下記のような質疑を行いました。
【保険医療部】
□埼玉版ネウボラの推進について、令和3年度は16市町村が産後うつケア推進事業に取り組んだとのとだが、令和2年度と比較してどうか。予算額と不要額は。
□がん登録事業の実施、子宮頸がんについて、平成25年6月に積極的接種勧奨を中断し、令和3年11月に制度接種勧奨とする方針を示した。子宮頸がん検診受診率も高くないと推察する。小児・AYA世代におけるがん対策の推進のなかでも、AYA世代の子宮頸がん罹患が懸念される。子宮頸がんワクチン接種状況、子宮頸がん検診受診率、ワクチン未接種世代の子宮頸がん罹患の状況をお聞かせいただきたい。
□新型コロナウイルス感染症対策について、コロナ対策で多忙を極める中で、過労死レベルの残業をした職員の方も多かったと聞いているが、実際に保健医療部所管(本庁舎、保健所)の中で、心身不調による休職者の状況、総務部資料によれば保険医療部での残業時間が他部局より多かった。他部局との比較でどうか。
□犬猫の殺処分数について、339頭(犬11頭猫328頭)、328頭のうち野良猫の生んだ子猫の数は。ミルクボランティアの活動状況と命が救われた頭数は。
《提言》
産後うつケア推進事業について、令和3年度においては予算額も減少し、執行率も約30%、不要額が約70%という状況であり、同様の状況が続いている。コロナ禍で妊産婦が孤立する中で、支援の必要性が高まっていることとの乖離が大きいため、不断なく事業の見直しを行い、当事者にとってどのような支援が必要なのかを見極め、適切な制度構築をすること。
【環境部】
□環境に優しい社会づくりについて、県全体の温室効果ガスの排出量、次世代自動車の普及割合いずれも令和元年度実績値が令和3年度目標値に達していない。目標設定型排出量取引制度は別途229ページで目標を上回る削減となっているようだが、要因をどのように考えているか。
□工場・事業場に対する排水規制・指導及び土壌・地下水の汚染の防止について、改善命令・改善勧告・注意等43件、被害・実害の報告はあったか。