審議の概要は以下の通りです。

 

【議案】

◆第91号議案令和5年度埼玉県一般会計補正予算(第2号)

◆第104号議案第2期埼玉県まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について

◆第105号議案埼玉県国土利用計画の変更について

 

私の質疑応答の概要は以下の通りです。

 

Ｑ企業版ふるさと納税による1000万円の寄付を活用したeスポーツの普及・裾野拡大が図られるとのことだが、県としては今後どのように企業からの寄付を募る工夫をするのか。

→寄付したいという事業と企業の期待が一致した。今後も寄付したいという事業を構築し、魅力を働きかけたい。

 

Q企業版ふるさと納税は、まち・ひと・しごと創生総合戦略に記載されている事業が対象となるとのことだが、今回同戦略に「デジタル田園都市構想の実現」という文言が入ることにより、DXとデジタル技術において機運を高める考えはないか。

→今回の変更により、企業版ふるさと納税等、官民連携が高まる機運になると考える。寄付だけではなく、パートナーシップの構築等の可能性を秘めていると考える。

 

Q埼玉県国土利用計画の変更について、私も委員を務めている国土利用審議会が7月に開かれ、その中で、ネイチャーポジティブ・30by30をどこまで国土利用計画に埋め込むのかという議論があった。今回どのようにそれらを盛り込んで変更するのか。

→農地・森林の減少を抑制し、持続可能なまちづくりに取り組む。グリーンインフラや生態系を活かした防災・減災に取り組む。生物多様性戦略等個別施策でもネイチャーポジティブを具現化できると考える。埼玉県土地利用基本計画でもこれらの考え方を盛り込むことができると考える。

 

【行政報告】

◆「証紙廃止後の収納に係る更なる利便性の向上について」

デジタル部門も含めた官民連携の推進は、私も関心が高いところですので、ぜひ今回の改正を追い風に今後も進めていきたいと思っています。