今日の東大H-PACは、講座の目的である「医療を動かす」といテーマのもと、各人が取り組みたい課題を発表しました。
私のテーマは「市町村の地域医療の充実」、具体的には健診・検診の受診率アップです。
議員秘書をしていたころ、医療計画やがん計画などの改正に携わりましたが、これらは法律(国レベル)では抽象的なものを定めて、具体的なものは「地域の実情に応じ」て県や市町村が計画を立て実施するというスタイルが多いです。
そのときは「地域の実情に応じ」て各自治体が取り組むということをいいことだと思っていましたが、実際に市議として実態をみると国が思っているようにうまく回っていないという印象を持っています。…
そのなかでも特に健診・検診は鳴物入りでできた政策ですが、思っていたほど効果が出ていないのではないかと感じています。
なので、今回テーマに挙げました。
健診・検診については問題意識もあったので、今年の健康福祉常任委員会でも研究テーマに挙げています。