青年地方議員の会勉強会ー地域経済分析システムRESAS

今日は青年地方議員の会の勉強会でした。
関東経済産業局の方をお招きし、RESAS（地域経済分析システム）を活用した分析事例についてお話を伺いました。
RESASとは、国が地域経済にかかわる様々なビックデータ（企業間取引、人の流れ、人口動態等）を収集し可視化することで、自治体の計画等の立案・実行・検証（PDCA）を支援するものです。
サイトでは花火が打ちあがっていますが、実際のデータで日本地図の中で企業間取引等がまるで花火のように可視化されていることから花火図となっているそうです。
〇地域経済分析システムRESAS
https://resas.go.jp/

ご講演では、具体的に川口市、川越市、越谷市、熊谷市の地域経済の概略や人口推移、産業分析等を示して頂きました。
これにより、どのくらいが市内で生産され（生産）、市内で所得の分配され（分配）、所得から支出しているか（支出）等がわかります。
また各市でどのように自然増減、社会増減により人口が増減したかもわかります。
これは単独市だけで見るのではなく、複数の市と比較してみるとその市の特徴がわかりそうです。
戸田市は今回は例に挙がっていませんでしたが、きっと東京に働きに行っている方が多く（市外からの収入が多い）、お買い物も市外でする方が多く（市外への支出が多い）のではないかなと推測します。
人口構造についても、埼京線開線・延伸や住宅政策等によって一気に社会増が増えたのではないかと推測します。

今回6月議会で戸田市の人口増加は市の推計よりも上回っている旨を取り上げましたが、その点でもこうして他市と比較しながら戸田市の実態を見ていくのは面白そうですね。
無料で公開されている部分もありますので、ぜひ皆さんもご覧になってみてください。