[市内視察]緊急輸送道路沿いマンションの耐震化
今日は駅頭後、菅原県議や美田県議に同行させていただき、戸田市で行われた県内初の埼玉県助成金を活用した緊急輸送道路沿いマンションの耐震化工事を見学させていただきました。
阪神大震災や東日本大震災後、マンションの倒壊により大きな道路が通れなくなってしまったことから、県は災害時の緊急輸送道路を指定し、その周辺のマンション等に対して倒壊を防ぐための耐震化を進めています。
〇埼玉県内の住宅・建築物の耐震診断・耐震改修に関する補助制度等のご案内
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1…/shinsai/taishinhojyo.html
その制度を活用して県内で初めて耐震化工事がされたマンションが戸田市にあり、今日はその経緯や工事現場を見学させていただきました。
戸田市では国道17号が緊急輸送道路に指定され、その周辺にはマンションが立ち並んでいます。その中で助成の対象となるマンションは複数あり、そのうちの1つが今回見学させていただいたマンションです。
資金繰りの話やマンション内での同意形成、実際の工事の様子など2時間ほど見学させていただきました。
大型マンションの老朽化は大きな社会問題です。
戸田はまだマンションが出来はじめて30年前後ですが(埼京線の開通後にマンションが増えたため)、数十年後に必ず老朽化し、耐震化や建て直しの問題が出てきます。
今回見学させていただいたマンションは様々な方のご尽力がありここまで進めることができたようですが、遠くない将来で多くのマンションが同様の問題に直面すると思うと、問題の深さを改めて感じました。
地下の耐震工事について、菅原県議と一緒に説明をお聞き
耐震工事の様子です。
補強工事をした地下駐車場です。