平和都市宣言30周年記念ー戦争を語りつぐ平和の集い・『アオギリにたくして』上映会
今日は9時半から平和都市宣言30周年記念「戦争を語りつぐ平和の集い」に出席させていただきました。
第一部は戸田市戦没者追悼式、第二部は映画『アオギリにたくして』上映会です。
第一部では拝礼、黙とう、追悼の言葉と続き、私も来賓の一人とした献花もさせていただきました。
最後に皆で「ふるさと」を歌いました。
第二部では映画『アオギリにたくして』を拝見しました。
結婚式を三日後に控え幸せのなかにいた女性が広島で被爆し片足を失くし、被爆への差別や様々な試練に苦しみながらも、家族や周囲の人々によって語り部として被爆体験を語りついだ半生を描いた作品です。
戦争を題材にした作品はこれまでいくつか拝見してきましたが、主人公の女性の女性としての苦しみやその後の生き様などに同じ女性としてとても共感し、一人の女性の物語としてストーリーに引き込まれました。
タイトルの「アオギリ」は主人公の女性が被爆体験を語りついだ場所にあり、被爆してもなお生きた樹木で、その苗木がいま全国に広がっているそうです。
この戸田市にも、市役所内に被爆アオギリ二世があり、約10年前に広島から植樹されたものだそうです。
植樹された際は背丈しかなかったものが、今では青々と葉が茂り立派な木になっていました。
皆さんも市役所にお立ち寄りの際は、花壇南側の被爆アオギリ二世をご覧になって見てください。