[戸田市国民健康保険運営協議会]戸田市の国保財政(平成25年度決算)


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今日は、午後から戸田市国民健康保険運営協議会に出席しました。
「国民健康保険運営協議会」(通称「国保運協」)とは、市町村国保の運営について議論する協議会で、①被保険者(市民)、②保険医・薬剤師(医師会・歯科医師会・薬剤師会)、③公益代表(市議会議員)、④被用者保険等保険者(協会、組合、共済組合)からそれぞれ代表者が選出されています。
要するに、「戸田市の国保の医療のあり方について、市民や医師・歯科医師・薬剤師や市議会議員、他の保険者と皆で考えていこう」という協議会ですね。この中で私は③公益代表として議会から選出されています。
この役職、戸田の会には4年間で2回しか割り当てがなくて、国保運営に関心のある私はとてもやりたかった役職です。今回1回目の協議会でしたが、とても勉強になりました。

今日の審議内容としては、
(1)平成25年度戸田市国民健康保険特別会計決算
(2)平成26年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算
その他報告案件として、先の6月議会で決まった医療費分析等業務などでした。

戸田市の国保財政は、多くの自治体同様ひっ迫した状況にあります。
平成25年度決算状況としても、
歳入約126億7074万円 歳出約122億7135万円
歳入は、被保険者から約29億円(22.8%)、国・県から約36億円(27.3%)、報酬支払基金から約22億円(17.4%)、国保連合会から約18億円(14.2%)、一般会計他繰入金から約23億円(18.1%)となっており、他自治体に比べて一般会計からの繰入金の割合が大きいことが戸田市の課題です。
対する歳出についても、保険給付に約76億円(62.0%)、報酬支払基金等へ約25億円(20.6%)、国保連合会へ約18億円(14.9%)、その他となっています。
歳出は年々増加しており(被保険者の人数自体は微増)、特に一般被保険者が人数の割合があまり変わらないのに、医療費が大きく増加しているようです。
やはり、65歳以上74歳未満の前期高齢者の医療費の増加が要因のひとつのようです。

ざっくり言ってしまえば、「戸田市は市民全体の平均年齢も若く、医療費全体では低いものの、65歳~74歳の医療費が増加しており、一般会計からの繰り入れも多い」ということ。
そのための対策として急きょ平成26年6月議会において約2000万円を投入して、民間事業者に分析&対策を委託します。
この分析&対策は、レセプト点検をしたり、ジェネリック医薬品への切り替えを促したり、重症化する前に対策をとるように促したりするもので、広島県呉市でも大きく効果を上げている取組みです。
これが戸田市でも行われるということで、私もとても期待しているところです。

医療費増加の抑制あるいは適正化に向けては、私は、保険者としての地位確保、医療提供者の意識、社会保険との連携が大切だと思っていますが、何より市民の問題意識の共有が一番大切だと思っています。
私自身、自分の市政報告会で取り上げたり、レポートに記事を書いて駅頭でお配りしていますが、少しずつ戸田市の国保財政の現状と改善について市全体で取り組んでいければいいなと思っています。