[平成29年3月議会]一般質問①-女性活躍支援
今回は、選挙中も公約として訴えていた、子ども子育て政策、女性のための政策、高齢者・医療介護問題について3つのテーマを取り上げました。
まずは、女性の活躍支援です。
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戸田市は若い世代が多く、特に女性の力は今後の戸田市の大きな活力だと思います。昨年9月議会で女性活躍支援を取り上げた際は、女性再就職応援事業において訪問調査を進めていることなどご答弁をいただきました。それに対し、私からは「就労」だけではなく、自ら「起業」する場合等へも視野を広げ、多様な働き方に目を向けて支援してはどうかとご提案し、企業への訪問調査等の結果を踏まえ、今後支援策を検討する旨のご答弁を頂きました。
市内では、すでに自ら起業するという新しい働き方が広がっています。その一つがリース作りやキャンドル作り等、自分が作ったものを販売したり、簡単なワークショップ形式を体験できたりするイベントです。人があふれて通れないほどの大盛況でした。
このような女性起業に「場所を提供する」という支援をできないか考えています。というのも、市内起業支援施設オレンジキューブも民間シェアオフィスも、オフィスとしての利用が想定され、一般の方を対象としたショップとしての利用はできず、声を出してはいけなかったり、子どもの入場が制限されたりしているからです。
(1)公共施設や空き家等を活用したチャレンジショップ・シェアードショップについて。
Qこんの 公共施設や空き家等を活用したチャレンジショップ・シェアードショップをできないか。
A環境経済部長 平成29年度は自分のアイディアを形にする場づくりとして、上戸田地域交流センターあいパルにて、6月に女性チャレンジショップ事業を実施する。雑貨販売やネイルアート等、実際に商品販売やサービス提供を行い、これから事業を始めるためのチャレンジの場として出展者を募集する。
Qこんの ①6月のチャレンジショップ・シェアードショップの詳細は。②実際に出店する際に問題となる荷物を置いて帰れるか、集客のためのチラシ作成、託児付きについて検討できないか。
A環境経済部長 ①6月13日から25日までの2週間、1週間ずつ4,5者程度の出展者を募り、起業したい女性やそのグループがテストマーケティングの場として活用していただく。②荷物の保管は可能、チラシ配布は積極的に進る、
託児は調整する。
Qこんの その他の公共施設、例えばさくらパルや市役所で開催してはいかがでしょうか。
A市民生活部長 さくらパルでの実施は可能。
A財務部長 市役所は恒常的な有効活用が好ましいと考えており、難しい。
(2)座談会の開催について。
Qこんの 先の9月議会でも、市内の女性がどのような就業支援を求めているのか聞いてほしいと提案し、「アンケート等を行う」というご答弁だったため、アンケートではなく生の声を聞く場を設けていただきたいと求めた。今回のチャレンジショップ・シェアードショップの開催とあわせ、ぜひ生の声を聞く場を設けていただきたい。
A環境経済部長 平成29年度は新たに女性チャレンジショップ事業を行うことから、出展者の方が集まって、悩みや課題、今後求める支援等について話し合える場を企画して参る。
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6月にあいパルにて、市内初の女性チャレンジショップが開催される予定です。ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。