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戸田市政策研究所 研究成果発表会

戸田市政策研究所 研究成果発表会

お昼は市民相談、13時半から政策研究所の研究成果発表会に出席しました。
政策研究所というのは、市長部局にある政策シンクタンクのようなもので(所長:副市長)、戸田市のアピールポイント事業で、昨年は28団体206人の方が視察に来られたそうです。

政策研究所では大学との共同研究(法政大学、目白大学)を行っており、今年のテーマは、①地域コミュニティの世代間断絶をつなぐ、女性の地域開業の可能性、②戸田市における若年層の「まち意識」の実態とその育成の可能性です。

特に①について、先の3月議会で、私は女性が「就業」するだけではなく「起業」することへのサポートもできないかと取り上げていたこともあり、まさにピンポイントのテーマでした。
研究発表としては、戸田市は全国的にも珍しい「高齢化」(「超高齢化」ではなく比較的若い)かつ「人口増加」しているという自治体であり、類似団体と比べて専業主婦割合が高かったり、妻が自営業者である割合が低かったりする反面、就業希望者は約74%と高く、子どもを生み地域に関心の高まった女性が地域で開業することで世代間断絶をつなぐことができるのではないかというものでした。
戸田市開業促進に向けた提言としては、物件不足やシェアリング、地域ネットワーク、宣伝力等が挙げられており、まさに私も一般質問で提案したものであり、「そうそう」と思わずうなづきながら聞いていました。
非課税枠や趣味の延長でありビジネスとして成り立たない形態での就業の線引きを課題とする点も同様でした。

おそらく研究発表そのものは一般に思いつくものだと思いますが、こうしたテーマを政策研究所が取り上げたということ自体が市の政策を進める後押しにもなると思いました

研究は来年度具体的な政策となっていくそうで、どのような提言を市に対して行うのか楽しみです。

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