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〈健康福祉常任委員会〉行政視察―熊本県山鹿市

〈健康福祉常任委員会〉行政視察―熊本県山鹿市

11日から一泊二日で健康福祉常任委員会の行政視察のため、熊本県山鹿市、福岡県大牟田市に伺いました。
テーマは認知症政策について、山鹿市では認知症地域支援体制の構築事業について、大牟田市では地域認知症ケアコミュニティ推進事業について学びました。

◆山鹿市
山鹿市は熊本県北部に位置し、人口約53,400人(高齢者約18,700人、高齢化率約35%)で「認知症になっても安心して自分らしく暮らせるまちづくり」を目指しています。
山鹿市では①多様な人材育成と啓発、②早期発見・早期支援体制整備、③地域資源のネットワーク構築、④地域の拠点づくりをポイントに施策を講じています。
視察をする前は認知症対策について手広く政策を打っているのかと思っていましたが、実際にお話を伺ってみると、認知症サポートリーダー、徘徊SOSネットワークと徘徊者捜索声かけ模擬訓練(※現在では「徘徊」という言葉は使わないそうです)、地域の拠点づくりといずれも「人づくり」につながっていると感じました。
こうした取り組みを続け、徐々に「空気が変わってきた」と感じているというのが印象的でした。当初は「認知症者の迷惑行動に困っている」という相談内容が、「このような行動に対して、どのように関わってあげればいいか」という風に変わってきたそうです。
認知症対策といってハコモノを作ったりハード整備をするのではなく、人や地域の理解・支援を育てることが大切だと気づかされた視察でした。

山鹿市の皆さん、お忙しい中、視察をお引き受けいただき、誠にありがとうございます。
しっかりと学び、戸田市に活かして参りたいと思います。

 

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