[議会改革特別委員会]山口県下関市ー本会議及び委員会中継について


山口県下関市は、山口県西部に位置し、人口が約26万8000人、面積が約715㎢、旧下関市と旧豊浦郡4町が合併した市です。
一般会計は約1189億円、議員定数は34人です。
3期目を目指す現職市長(60代)と、市議2期目で立候補した新人(40代)の事実上の一騎打ちで接戦の結果、3月に新しい市長が誕生しました。
〇山口県下関市
http://www.city.shimonoseki.lg.jp/…/000000000…/APM03000.html

下関市は、これまで平成13年にインターネットシティ整備事業の一環で、一般質問のライブ中継を試験的に開始して以降、Real PlayerやUstream等を活用しながら少しずつ拡大してきました。その後、平成26年に新庁舎建設に伴い、通信関係が整備されたことから、平成28年2月よりYouTube Liveでの配信が本格稼働されました。
本会議だけではなく、議会運営委員会も含めたすべての委員会がインターネット中継されているそうです(録画放映もほぼ即日アップ)。
〇下関市議会ー議会中継
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/…/live/out/out.html
費用は、配信用パソコンリース料等で年間総額約30万円ということです(ただ、新庁舎建設での議会内通信関係の費用は施設整備に含まれ、それはおそらく数百万円~数千万円がかかっているようです)。
アクセス件数は、平成28年で約1700件程とのことです。

戸田市議会も本会議についてはインターネット中継・録画放映がされていますが、委員会はまだインターネット中継・録画放映もされていません。
過去、Ustream等も活用して委員会中継を試験的に試してみたこともありますが、その後Ustreamも使えなくなったようで、新しくYouTube Liveも検討のひとつに挙がっています。
〇クラウド型会議システム操作研修会
https://konnomomoko.com/activity-report/assembly/8569/

委員会は本会議とはまた異なった雰囲気の中で行われており、特に議会運営委員会等は暫時休憩等も挟みながら進行しているので、実際にインターネット中継されたらどのようになるのか緊張する思いもありますが、お話によると下関市では中継されているかどうかによって審議自体に変わったこともないようです。
議会では本会議だけではなく委員会でも深い議論がなされていますので、ぜひ委員会審議も注目していただけるといいなと思います。

また、あわせて下関市議会の「開かれた議会」への取組みも見学させていただきましたが、キッズルーム、傍聴者用のモニター、難聴者支援設備・耳マーク等、随所に工夫がされていました。
市の規模が大きいからから、案件によってはマスコミや一般の方も大勢傍聴に来ることもあるようで、様々な方が傍聴に来ることに配慮された議会でした。

下関市の皆さん、視察を受け入れてくださり、どうもありがとうございました!

下関市庁舎前にて。

さすが歴史ある観光地。市のパンフレットでは、観光名所や特産品がたくさん載っています。

委員会室。各テーブルにマイクが設置されています。マイクのスイッチを押すとカメラも自動で切り替わります(ただし、発言者にフォーカスするのではなく、引いた構図です)。

天井のカメラ。執行部側と議員側をそれぞれ写します。新庁舎建設時に設置。

キッズルーム。子ども連れでも傍聴できるように改善していく議会が多いですが、キッズルームまであると気兼ねなく傍聴できていいですね。

傍聴者用の議会外のモニター。入りきらない場合はこちらで傍聴可能。

聴覚障がい者用耳マークと難聴者支援システムの貸し出し。ご高齢の傍聴者の方が毎回借りているそうです。