お問い合わせ
サイト内検索
ご意見一覧
一般質問
活動報告会・お茶会
政務活動費
ご支援のお願い

無所属県民会議
埼玉県議会

[平成29年9月議会]健康福祉常任委員会1日目

今日は10時から、健康福祉常任委員会1日目です。
健康福祉常任委員会は、4常任委員会の中でも特に審議事項が多いです。

◆[平成28年度決算]市民医療センター特別会計(予算現額約7億1900万円→収入済額約7億3400万円)
一般会計からの繰出金が、平成27年度は約3億2000万円だったものが平成28年度では約2億1600万円と約1億円減少。これは、診療報酬の増加と前年度繰越金の増加によるもの。診療報酬の増加については、国保報酬収入が減となっている一方、社保報酬収入が増、ワクチン・予防接種が増。これは、周囲の小児科が閉院したことなどもあり、小児科の受診やワクチン・予防接種の受診が増えたことが背景にあるのかもとのこと。

◆[平成28年度決算]介護老人保健施設特別会計(予算現額約7億300万円→収入済額約6億8300万円)
一般会計からの繰出金が、平成27年度は約3億7500万円だったものが平成28年度では約3億1600万円と約5900万円減少。これは、平成27年度に施設整備が終わったことや60床から100床に増床したこと等が背景にあるよう。老健については、今回の議会で指定管理者の指定も行われる予定。

◆[条例]介護老人保健施設の指定管理者の指定
美女木にある介護老人保健施設が、平成30年度から指定管理となるもの。応募事業者は1社のみ、1次・2次審査を経て、候補者を医療法人健秀会@秩父に決定。評価された点は、人材確保、利用拡大、100床施設の運用実績等

◆[決算]各種予防接種 約4億1800万円
幼児、高齢者の各種予防接種の費用総額が約4億1800万円。平成28年度からB型肝炎ワクチンも追加。

◆[決算]がん検診 約1億2400万円
胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん、乳がん、前立腺がん、胃内視鏡等。これまで埼玉県の方針でサラリーマン以外を対象として受診率を算定していたが、国の方針で全住民を対象とした結果、数字上の受診率は下がった(低いもので胃がん7.4%)。ただ、アンケートによれば職域検診も高いことが推察される。
戸田市の算定方法では若い世代・サラリーマンが多い戸田市の構造上高い値が出るため実際の受診とは異なることは、以前議会で取り上げていた問題なので、国の方針とはいえ改善されたことがわかり、安心。他方で、不用額(使われずに戻した分)が問題。

◆[決算]西部、東部、新曽福祉センター
市内3か所の福祉センターについて、特に「いこいの室」の稼働状況に質問が集中。なかでも、西部福祉センターは平成27年度も平成28年度も「いこいの室(一般)」の利用者0人ということが判明。改善が必要だと要望。

◆[決算]上戸田地域交流センター 管理運営費 約8500万円
概ね稼働率は30%程度(午後に限れば50%超え)と想定通りの稼働率であるものの、特に1階市民ギャラリーの利用状況が低いことが判明。イベント等の行われた月は最大約460人であるものの、利用の少ない月は10人に満たない月が4回も(最小は3人/月)。ガラス張りで一番目立つ場所であり、もっと利用されるよう改善が必要だと要望。

◆[条例]上戸田地域交流センター広場
上戸田交流広場をあいパルの付属機関として位置付ける条例。今度は市民構成団体、非営利目的団体に貸し出す。9か月前から窓口での予約申請が可能。防災広場として、防災ベンチ(災害時かまどとして利用)も配置し、これらの管理も指定管理者に依頼する。

◆[決算]国民健康保険特別会計[予算現額約146億8600万円→収入済額約145億8700万円]
一般会計からの繰出金が、約24億110万円。一般会計からの繰出金は、市民1人当たりで換算すると戸田市は県内ワースト1位。前期高齢者の状況、所得水準の高さ等いくつか戸田市にとって不利な状況が重なり、これほどまでの法定外繰入となっている模様。レセプト点検業務は大きく3点、①臨時職員によるチェック、②歯科レセプトのチェック、③柔道整復師レセプトのチェックにより、約450万円をかけ、約2200万円の効果(事実上約1750万円の効果)。

今日も10時から16時半過ぎまで、みっちり審議しました。
明日も10時から委員会審議をし、あと3日間です。

[※写真を撮り忘れてしまったので、過去の写真です。]

Facebook
Twitter