今日は午前中に、市内のお母さん方とお会いしました。
9月議会で取り上げた特別支援教育について意見交換を重ねたお母さん方です。
議会で取り上げるまでは何度もお会いしていても、議会が終わった後はそのままというのはよくありませんから、きちんと議会でのやりとりをご報告したかったのです。
◯[平成29年9月議会]一般質問②ー特別支援教育について
https://konnomomoko.com/activity-report/assembly/14916/
とはいえ、今回は教育委員会に対して特別支援教育の充実や改善を求めるもので、目に見える成果があまりなかったこともまた事実です。
市長部局に対しては、ある程度力をいれて提案すれば、それに応じて何らかの成果は得られるように思いますが、教育委員会部局はなかなかそうもいきません。
それは、教育委員会は外部からの指摘で動くような組織ではないというのもあるでしょうが、「子どもたちの様子を一番知っているのは現場の先生」ということが大きいのかなと思います。
私がいくら言ったとしても、「金野議員は現場を知っているんですか?」と言われてしまえば、口をつぐんでしまいます。
ただ、その時に私のよるべきところは市内の皆さんの生の声です。
その声をきちんと聞いているかどうかで、自信を持って政策を強く求めることができる気がします。
とはいえ、こちらの意見を立てれば、あちらから反対の声があがるような教育の場で、教育委員会や学校は日々最大公約数を探すような判断をなさっているのだと思います。
そんな中で一つ共通の判断基準を求めるのが、今教育委員会が掲げている「エビデンス ベースト」(evidence based)なのかなと思いました。
午前中にお母さん方から発達障害や特別支援教育についてお話を聞き、そのまま午後に笹目小学校のユニバーサルデザイン教育の研究発表会で現場の先生方からお話を聞いて、そんなことを考えました。