〈戸田の会〉行政視察-飯能市聴覚障害者支援事業


今日は会派で、飯能市の聴覚障害者支援事業を視察させていただきました。
聴覚障がいのある佐藤議員がセッティングをしてくださいました。

飯能市では、平成29年度から、市町村で全国初の聴覚障害者支援事業を始めています。
主に①遠隔手話通訳、②筆談(UD手書き)、③音声認識(UDトーク)、④代理電話(電話リレーサービス)の4本立てです。

①遠隔手話通訳は、窓口で手話通訳コールセンターへテレビ電話をつなぎ、手話通訳者が画面を通して手話通訳を行います。
②筆談(UD手書き)は、タブレット端末の画面上で、手書きで筆談ができます。
③筆談(UDトーク)は、タブレット端末の音声認識で対応職員の言葉を文字にして伝えます。多言語対応です。
④代理電話は、スマートフォンやパソコンから手話通訳コールセンターに連絡すると、コールセンターの手話通訳者が市や公共施設に用件を伝えます。

このような聴覚障害者支援事業は市町村では全国初の取組みで、議員の皆さんのお力添えもあり、実現したもののようです。
ただ、飯能市には手話通訳派遣事業がなく(市内の聴覚障がいの方に手話通訳者を派遣するもので、戸田市にはあります)、飯能市内の聴覚障がいの方は埼玉県の手話通訳派遣を依頼するしか方法がないため、市独自の手話通訳者養成を進めつつ、このような聴覚障害者支援事業を始めたようです。

会派メンバーからは、タブレット端末等では高齢者が使いづらいのではないか、遠隔手話通訳ではコミュニケーションがとりにくいのではないか、事業費と利用実績(平成29年度実績は約560万円。利用回数143件→1件あたり3,4万円)からすると、民間のサービス利用への補助の方が効果があるのではないか、今後サービスの広域化をすることでよりコストも下がり全国へ普及するのではないか等、多くの質疑応答・意見交換をさせていただきました。
いずれの質問にも大変丁寧にお答えいただき、職員の方々が、「この事業は聴覚障がいの方のための制度というより、自分たち職員を支援してくれる制度だと感じています」というお言葉や、中元副議長の「バリアフリーをなくしたい」という熱いお言葉が心に響きました。

今回の視察では、職員の皆さんが温かく出迎えてくださったり、同事業を進めてこられた中元副議長自ら視察に同席してくださったりと大変心のこもった歓迎を頂き、感激しました。
飯能市役所の皆さん、中元副議長、議会事務局の皆さん、どうもありがとうございました。