[平成30年9月議会]質疑ー戸田東小学校・戸田東中学校改築等工事(Ⅰ・Ⅱ期)請負契約について


今回の議案の中で、個人的に最も注目すべきものは戸田東小中学校の改築等工事の契約です。注目すべき点は2点あります。

1点目は、戸田東小中学校は、前回の補正予算で総額約70億円(Ⅰ期Ⅱ期)と聞いていましたが、入札の結果約57億円という金額になっているため、その金額の推移を尋ねました。
2点目は、入札した6者のうち全国的にも有名な比較的大手の企業が「無効」になっているため、その理由を尋ねました。
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Qこんの 金額の推移は。

A財務部長 平成30年度から32年度までの継続費となっており、約71億3400万円。設計額は、仕様の見直し、労務単価の改定等踏まえて算出したところ、約66億4700万円。契約金額は入札者が利益率や受注意欲等の経営的判断を踏まえて算出して、約56億7900万円。これは、設計額と比して約9億6800万円、約14.56%減の金額である。

Qこんの 設計額と比して、85.46%と比較的低くなった理由は。

A財務部長 入札の結果、落札者の積算した入札金額と予定価格の差が大きくなり、落札率が85.43%となったのは、本契約は予定価格が約66億円と公共建築工事としても大規模であり、入札者の企業努力や創意工夫により経費等の大幅な削減も可能であると判断される。また、今後企業としての営業効果が見込まれることも考慮すると、事業者の発注意欲が拡大し、高い競争性が確保されたと考えらえる。

Qこんの 1者が無効になった理由は。

A財務部長 一般競争入札では、地方自治法等に必要事項を公告する必要があり、今回も公告した。今回入札が無効になった入札参加者は、入札金額の総額及びⅡ期工事は設計額が下回っていたが、Ⅰ期工事は設計額を超えていたため入札が無効となった。
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戸田東小中学校は金額だけが独り歩きしている感がありますが、正しい金額を知っていただきたい、かつ落札率は比較的低かったことをお知らせしたいという思いで質疑を通告しました。
また、無効になった一社は全国的にも有名で大手(完工高)でしたので、その大手企業が、設計額の総額は超えていなかったものの、一部の設計額を超えるという単純なミスで無効となっていたことに非常に驚きました。他方で、比較的規模規模の小さい(完工高)地元企業が企業努力により安価で落札することができたというのが印象的でした。