[平成30年12月議会]一般質問ー冠水・浸水対策を!


件名3つ目は、冠水・浸水対策です。

(1)市内各所の冠水・浸水状況について。
Qこんの 今夏、複数回にわたり市内各所が冠水・浸水した。冠水・浸水対策は戸田市の抱える最重要課題のひとつであり、早急な対策が必要だ。戸田市の地勢図からすると、美女木・笹目等の北の方は比較的地盤が高く、新曽・上戸田・下戸田と荒川に向かって地盤が低くなっていることがわかる。これに過去5年間の浸水実績図をあわせてみると、市内複数回冠水・浸水する場所は、地盤の高さに変化のある場所、上戸田地域、新曽地域、笹目地域に集中している。上下水道部として市内の冠水・浸水状況をどのように把握しているか。
A上下水道部長 議員ご指摘の通り、地盤の高さに変化のある場所に被害が生じている。近年の異常気象で、100ミリ/時を超える激しい集中豪雨の際、排水能力を超える場所で冠水・浸水が生じている。主に、上戸田地区健康福祉の杜周辺、新曽地区の消防本部周辺、笹目地区の根木橋公園周辺である。

(2)消防本部周辺、新曽新田交差点周辺、戸田駅及び戸田公園駅周辺、笹目地区周辺等、市内の冠水・浸水被害のある箇所の対策について。
Qこんの 私や会派宛に多くの冠水・浸水被害の声が届いており、新曽小学校バスケットコート周辺、新曽芦原交差点周辺、消防本部周辺、新曽新田交差点周辺、戸田駅及び戸田公園駅周辺、笹目地区周辺等だ。これら浸水被害の多い箇所の対策を。
A上下水道部長 消防本部及び新曽新田交差点周辺の北大通りについては、雨水整備が完了していない地区に隣接し、55.5ミリ/時に対応できるよう対策に取り組んでまいる。戸田駅周辺を含む新曽地区については、雨水函渠未整備箇所にといて雨水排水計画を策定する予定であり、対策を推進する。戸田公園駅周辺については、浸水に至るメカニズムを調査中。調査結果が出次第、対策を検討する。笹目地区の根木橋公園周辺については、降雨が笹目第6排水施設に集中する状況となっており、処理能力を超えた水が低地の排水管からあふれているため、更なる対策に取り組む。冠水・浸水対策については、放流先の河川協議等件に積極的に働きかけをして、取組みを推進する。また、国土交通省の検討会で下水道で推進すべき浸水対策が盛り込まれた提言書(案)が取りまとめられたため、補助金獲得の可能性を含め、国の動向を注視する。
Qこんの それぞれ要因が異なることが明らかになり、それに伴い対策も異なってくるとのこと。引き続き、市長の旗振りのもと、最重要課題として対策を要望する。

(3)他部署との連携について。
①土のうステーションの管理・増設を。
Qこんの 私自身も9月の大雨時に土のうステーションから土のうを借りたが、土のうステーションが遠かったり、土のうが重かったり壊れていたり、使用後に道路に放置されたりしている様子が散見された。土のうステーションの管理・増設を。
A危機管理監 平成25年度に7か所に設置し、現在は17か所に設置。土のうステーションの管理は年3回、委託業者による管理をしており、今後も浸水被害の状況に応じた設置場所の検討及び適切な管理に引き続き努めて参る。

②アンダーパスの道路標示を。
Qこんの 南陵交差点前にあるアンダーパスは冠水・浸水時には電光掲示板等で表示がされるが、常時より冠水・浸水する場所であることを注意喚起するために、道路や壁等に標示をできないか。
A都市整備部長 現在電光掲示板等で標示しているが、路面等に水位を標示することは有効な手段であり、設置を検討する。

③建築確認等の際に冠水・浸水状況の情報提供を。
Qこんの 「事前に冠水・浸水すると聞いてはいたが、ここまでひどいとは思わなかった」という声や、明らかによく冠水・浸水する箇所にマンション等の地下駐車場があり、車を何台もダメにしたという声も聞く。治水対策は治水対策としてしっかり進めていただきつつ、これから建築する建物等に対し、さらにしっかり情報提供をするべきだ。
A都市整備部長 建築確認や事前相談等、過去の冠水・浸水対策の履歴やハザードマップなどを必要な情報を提供して参る。

Qこんの マンションや事業所等への防災資機材の対象品は地震対策が多い印象だ。水害対策のための止水版や水のう、水どのう等を追加できないか。
A危機管理監 研究課題としたい。
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冠水・浸水対策については、長いこと「土地区画整理事業が進まないと冠水・浸水対策も進まない」と言われてきました。けれども、今回改めて地勢図や過去の浸水状況を照らし合わせてみたり、担当課が調査をしたりすることで、それぞれの地区ごとに冠水・浸水する原因が異なることが明らかとなり、それにより対策も異なることがわかりました。冠水・浸水対策は、戸田市が抱える最重要課題のひとつであり、菅原新市長の旗振りのもと、県とも連携しながら(戸田市は、市長が元県議、副市長と都市整備部長が県職員と県とのパイプがあります)、大きく前進する期待を感じるご答弁でした。