今日は第2回戸田市政経懇話会研修会でした。
ご講師は京都大学大学院教授、内閣官房参与の藤井聡先生をお招きし、「インフラ投資と財政政策で強靭な国と地域をつくる〜危機と対峙する保守思想〜」というテーマでご講演を伺いました。
藤井先生は『10%消費税が日本経済を破壊する』というご著書にある通り消費税増税に反対の立場で、公共工事により国や地域を強くし、国民の命と財産を守ることが大切だというお考えですが、公共工事=悪とする風潮を嘆き、一千兆円の借金を恐れる必要はないと言い切る姿に随分と驚きました。
特に「防災には『防災ローン』が圧倒的に合理的」というお話は興味深かったです。
今まで疑うことなく当たり前と思っていた事実に対して、「本当にそうなのか?」を自分の頭で考えてみるという大切さと勇気を与えていただいたような気がしました。