今日は10時から本会議、昨日に引き続き上程された議案の詳細説明で、主に平成31年度当初予算についての説明でした。

一般会計は554億2000万円で、対前年伸び率は10.2％増です。特別会計は230億4324万円で、対前年伸び率は0.4％減です。
一般会計は、数年前から500億円の大台に乗っていますが、約554億円（対前年伸び率10.2％）というのは大きな伸び率です。
この多くは戸田東小中学校や戸田第一小学校の建て替え等の既に決まっている大規模案件です。

〈歳入〉については、個人市民税の伸びが見込まれ、約285億5000万円（前年度比約2億9000万円増）を計上しています。
ちなみに、戸田競艇からの配当金は5億円で最盛期の10数分の1まで減っています。

〈歳出〉については、戸田東小中学校の建て替え、戸田第一小学校の建て替え、新曽中学校教室棟の増築、新曽小学校給食・教室棟の新築、スポーツセンター屋内プールの新築等大規模案件があります。

やはり人口が増え（14万人強）、高齢化と子育て政策（保育園の新設、小中学校の建て替え、公共施設の老朽化、社会保障費の増加等、必要なお金は増えていきますね。

戸田市は長年不交付団体として自主財源にのっとった市政運営がなされていますが、これからは「選択と集中」で、しっかりと未来志向の市政運営が求められると感じました。
また、戸田市は、国や県の制度を活用したり民間力を活用したりすることが課題の一つと感じていますが、今後はそれらも活用しながら柔軟な財政運営をしていく必要も感じました。