午後から競艇組合議会でした。競艇議会で一波乱。戸田競艇の事務方トップが変わります。
どういうことかというと・・・
事前に頂いていた議案では約400万円の非常勤職員人件費の補正予算1件だったので、「誰か新しく職員を雇うのかな?」と思っていたら、本会議での説明では「管理者(戸田市長)補佐の非常勤職員の人件費」と説明があり、「???(市長の補佐?非常勤職員?このタイミングで?)」と思いながらも、総務常任委員会に付託されました。…
戸田競艇組合議会は、戸田市、蕨市、川口市の市議会議員で構成されており、総務常任委員会の部屋へ向かうと、何やらソワソワしていました。
周囲に確認すると、これは事実上、戸田競艇の事務局長(トップ)・次長(NO,2)を辞めさせ、新しく外部からトップを持ってくる予算とのこと。
先週の競艇議会の議会運営委員会では話があったようですが、私たち戸田の会は議会運営委員会に入っていないのでまったく知りませんでした。
新しく来る方は元県職員で大宮・川口の競輪・オートレースなどで民営化や撤退、事業集約などで実績を上げてきた60代後半の方とのことでした。
会派からはこの常任委員会には私が委員として出ており、どうしたらいいのか急きょ会派で話し合いました。
まずは常任委員会で管理者である戸田市長の出席を求め、今後どのような方針で経営を改善するのかなど市長のお考えを聞きました。
戸田競艇は平成初期の頃は100億円を超える配当金があり、そのうち50億円を超える額が戸田市に入っていましたが、今や約6億円で戸田市に入ってくるお金は約3億円で(※一部数字が不正確でしたので修正しました)、近い将来赤字に転落するおそれもあります。それを抜本的に内部からテコ入れしたく、来年度の予算編成に間に合う形で9月1日から任用したいという思いがあるようです。
会派としては、戸田競艇の財政改善に向けた取組みを評価する一方、重要な案件であることからももう少し丁寧な説明や今後の適切な情報提供を求め、賛成しました。すべて終わったのは20時近くです。
これからの戸田競艇の経営改善や今後の方針に注目です。