<一般質問>1(4)「障害」の「害」の表記の協議を


(4)「障害」の「害」の表記の協議を
障害の「害」の字について、現在埼玉県ではすべてのものについて漢字で表記されています。この点について、内閣府では、平成22年に、「障がい者制度改革推進会議」において、「『障害』の表記に関する検討結果について」という文書をとりまとめていますが、賛否両論があり、結論は出ていません。しかし、「害」の字は「害悪」などマイナスのイメージを連想させてしまうことから、北海道、福島県、大阪府など16道府県において、ひらがな表記への見直しが行われています。
埼玉県においては、平成21年度に障害者施策推進協議会において、一度検討され、漢字表記のままでいくと決まりましたが、それから10年が過ぎています。昨今の全国的な流れの中で、埼玉県においてもひらがな表記すべきかどうか、賛否両論あることは承知しておりますが、改めて協議することはできないか、福祉部長にお伺いします。
<福祉部長>
次に、(4)「『障害』の『害』の表記の協議を」についてでございます。
障害の「害」の表記については、ひらがなで表記する方法と石へんの「碍(がい)」という漢字で表記する方法もあります。
議員お話の国の障がい者制度改革推進会議では、「法令等における「障害」の表記については当面現状の漢字表記を用いること」とされました。
また、昨年11月のNHK放送用語委員会では、障害者団体に対するアンケート結果を踏まえ、放送での呼称は原則、現行の漢字を使うこととしています。
本県では、障害者施策推進協議会において検討を行い、様々な意見がありましたが、平成21年に「現行の漢字表記を用いるべき」との結論になりました。
その後は、障害者団体などから表記の変更を求める要望は出されておらず、県内の主な団体の名称や発行物は現行の漢字表記となっています。
表記を変えるためには、当事者である障害者の方の意向が重要であると考えています。
今後とも、障害者団体などからの御意見に広く耳を傾けていくとともに、国などの動向を注視してまいります。