既に報道されている通り、本日の委員会にて、知事が提出した知事等特別職の給与削減条例と私たち無所属県民会議が提出した議員報酬等削減条例がいずれも自民党の反対で否決されました。
「今後一般職の給与が削減される見通しで、それに先立ち特別職も給与を削減し、コロナ対策に充てたい」「県下の厳しい状況に鑑み、自分たち議員も報酬を削減し、コロナ対策に充てたい」という提案に対し、「削減根拠が明確ではない。パフォーマンスに過ぎない」という趣旨の理由で一切の質疑がないまま否決されました。
現在の埼玉県議会は、自民党が単独過半数(50人/93人(欠員2人))を有しているため、自民党が賛成しない限り認められる事はありません。
「数の力」と言えば簡単ですが、自民党にこれだけ多くの議員がいるという事は、多くの支持を受けており、これが民意ということなのでしょう。
真摯に説明を尽くしてきただけに、否決されたのは誠に残念です。
写真は、提案者に座っている私たち無所属県民会議(井上議員、石川議員、八子議員)と、賛成のため起立している無所属県民会議、民主フォーラム、公明党、共産党と、反対のため座っている自民党です。
マスコミが大勢来てこの瞬間をたくさん写真に撮っていました。