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私自身が妊娠・出産した際に、私自身や周囲の母親たちが妊娠期や産後に精神的・身体的に不安定になることを経験したことから、県政・市政の場で妊産婦のケアを訴えてまいりました。
戸田市議会では、連携する会派「戸田の会」のやざわ青河議員と現場の視察や助産師さんのお話を伺い、市議会でも訴えていただきました。
特に妊産婦ケアは市町村が担う面が多いため、市議会で提言していただけることは大変ありがたいです。
〇戸田中央産院ー産後ケアについてヒアリング
これらの取り組みの結果、令和4年度予算において、
●全妊婦への面接―母子保健コーディネーターによる妊婦面接を全ての妊婦に対し実施する
●全妊婦へのアセスメントー産後うつ予防のため、産後の精神状態についてアセスメントを全ての産婦に対し実施する
●産婦健康診査―産婦の健康診査の受診費用を助成する
●産後ケア事業の実施―心身の不調がある場合等に助産師が利用者の居宅を訪問して育児相談や乳房ケアなどの支援を行う
することが計上されました。
〇令和4年度施政方針（戸田市）
〇令和4年度当初予算の概要（戸田市）
妊産婦の産前産後ケアは、いまだ行政の支援が行き届いていないと感じていたので、今回戸田市で大きく前進し、非常に嬉しく思っています。
産前産後ケアは当事者ではないとわかりにくい面もあり（私自身、出産前は議会で提案できませんでした）、これからも当事者の一人として、議会の場において発言を続けてまいります。
