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[令和4年12月定例会]少子・高齢福祉社会対策特別委員会

今日は10時から特別委員会、私岡重夫代表(白岡市・宮代町)とともに少子・高齢福祉社会対策特別委員会に所属しています。
今日の審査事項は「高齢者への支援」についてです。
私は下記の点を質疑し、提言しました。
〇介護職員数の推移について
令和3年の時点で9.8万人→令和7年までに11.5万人が必要と見込む。給与額は全労働者が約331万円に対し、介護職員は約271万円と低く、勤続年数も全労働者が11.8年に対し、介護職員は6.3年と短い。必要見込み数の介護職員の方を確保するため、どのような施策を考えているか。
→離職率が高いのも課題。入職後3年以内(約63.5%)が高い。研修や交流事業、仲間づくりを行うともとに、カスタマーハラスメントの取り組みも進める。夜勤については、介護ロボットの導入支援も行う。勤務条件等については、法令等に則って、介護事業者の定める基準の中で働くもの。
〇特別養護老人ホーム等の整備について
特別養護老人ホーム等の需要が高まる一方、一部施設では空床も出ていると聞いている。空床の状況とその対応等、今後どのように整備するのか、方針を伺う。
→空床は657床。圏域ごとで北部。秩父は入所率が高いが、西部は少し低い。空床が10床以上ある施設に対し重点的な取り組みをし、要因を分析している。介護職員不足が理由の場合は介護人材の確保策を活用する。
〇介護ロボットの普及促進、介護現場におけるICTの導入支援、スマート介護施設モデル事業について
ロボットやICTを導入することで具体的にどのような効率化・効果が出ているのか、その普及状況と今後、より普及させるためにどのような施策を考えているか。
→63事業所195台の支援、ICTモデル事業の横展開を行う。事務作業が軽減された。モニターなども活用し眠りの深さ等も把握できる。負担軽減につながっている。
《提言》
介護職員の処遇改善を進めるとともに、介護ロボットやICT等も活用しながら、夜勤労働も含めた労働環境改善に取り組むこと。
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