【二元代表制ー市長と市議会】
一市民としてではなく、市議会議員として初めての市長選挙。
地方政治は、国政と異なり、「市長」も「議員」も選挙で選ばれる「二元代表制」を採っています(市長も議員もどちらも市民の代表者ということ)。
国政では、「国会議員」は選挙で選ばれるけれど、「内閣総理大臣」は選挙で選ばれないから、一元代表制ですね(こういう言葉があるのか知りませんが)。…
市長というものも、選挙によって選ばれて、その存在基盤は市民の付託。
3万票の投票を見て、ふと「市議会議員では私に、市長選挙では市長にと投票して下った方も、もしかしたらいるんじゃないか」と気づきました。
市長と議会は“牽制”“監視”とよく言われますが(もちろん“協働”も)、”牽制”“監視”というとつい対立構造に思いがちですが、「市長」という立場も選挙によって選ばれて、その存在基盤は市民の付託にあるということを今日あらためて感じました。
だから、市民の付託を受けた市長の仕事を“牽制”“監視”するってとてもとても難しいことだなと。
私見では、市長@1人の仕事は、時として少数派の声や市長が気づいていない声があるかもしれないから、議員@複数人が多方面から声を届け、多面的にチェックするということなのではないかと思っています。だからこそ、議員は一人ではなく相応の人数により構成されていて、多様性が大切なのではないかと。
写真は夜に明るく光る開票会場@市役所を見ながら、つらつら考えていました。