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[自然再生・循環社会対策特別委員会]長野県長野市ー太陽光発電の普及に関する取り組みについて

昨日と今日、自然再生・循環社会対策特別委員会の行政視察のため、長野県を訪れました。
 
昨日は長野県庁に、太陽光発電の普及に関する取り組みを学びにお伺いしました。
長野県は、「2050ゼロカーボン」の目標を掲げ、その達成に向けて「信州の屋根ソーラー普及事業」として、個人・事業者向けに複数の取り組みを行っています。
令和元年には「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」を作成し、県内のとこに太陽光発電設備を設置できるかを、一般の方も一目でわかるように整理して公開していたり、事業者向けの「おひさまBUN・SUNメガソーラープロジェクト」により、太陽光発電パネルの設置場所として、県有施設の屋根を事業者に対応するという珍しい取り組みも実施しています。
県庁にてお話を伺った後、実際に屋上に太陽光発電パネルを設置している、長野県千曲川流域下水道をさせていただきました。
発電容量は799.2kW(一般家庭約160世帯分)、発電面積は3931㎡、年間想定発電量は810,000kWh、年間想定CO2削減量は351.5t-CO2/kWhで、要するに、県有施設の屋上を民間事業者に貸し出し(一般家庭約160世帯分のパネル)、県は賃料を得て、民間事業者は売電料金を得るという仕組みです。
太陽光発電については、様々なご意見があると承知していますが、今回実際に設置している例を見ることができ、勉強になりました。
長野県の皆様、どうもありがとうございます。
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