イー・ステージ株式会社は、産業廃棄物の処理及びその再資源化を主になっている一般廃棄物・産業廃棄物処理業者で、特に蛍光灯の処理について、施設内で破砕、水銀の除去を行って蛍光管のガラス洗浄を行い、リサイクル可能なガラス原料に戻す等の処理を行っており、これは長野県では同社のみが行うことができる処理だそうです。

また、ホームページで施設見学を受け付けるなど、積極的に情報発信をしており、最終処分場は土地に植樹活動を行うなど、自然再生に関する取り組みの実績もあります。

埼玉県は、一般廃棄物の最終処分場の一人当たりの含有量が全国最低水準であり、廃棄物の再生・リサイクルの推進・一般廃棄物の再資源化が課題であるため、これらの産業廃棄物の再資源化を始めとする産業廃棄物業者の取り組みについて視察せていただきました。

現場では、ゴミの一つひとつを分別したり解体したりしながら処分していました。

特に蛍光灯は、手作業で剥がして処分しているということでとても驚きました。

見たことのある缶やペットボトルのパッケージや、乾電池や蛍光灯など処分する方法が想像できないもの、まだ使えそうなソファやベッド、プラスチック製の子ども用のおもちゃなど、「自分たちがゴミとして捨てた物の、その先の現実」がありました。

ゴミとして捨てたら消えてなくなるわけではないということを改めて目の当たりにしました。

特に、蛍光灯や乾電池など、どのように処分するのかを考えたこともない物の処分の仕方が見られたことが勉強になりました。

また、プラスチック製の子どものおもちゃがたくさんあったことも印象に残っています。

改めて現場で働いてくださる従業員の皆様に頭が下がる思いになるとともに、本気でこの大量消費社会に歯止めをかけ、循環型社会を作っていかなければならないと痛感しました。

埼玉県から出たゴミも、こちらで処分してくださっています。

写真ではお伝えできない、「臭い・暑さ・音」を想像してみていただけたら嬉しいです。

明日から少しずつ行動を変えていきましょう。