市議会議員の頃から取り組んできた高次脳機能について、県政の場においても何度か議会で取り上げています。
令和5年6月定例会においても、小児の高次脳機能への理解が深まるよう研修会の実施等を求めたところ、この度、研修会の実施が決定しました。
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【テーマ】
「こどもの高次脳機能障害を知ろう!」~家族の想う支援の在り方とは~
【日時】
来場型 :令和6年1月27日(土曜日) 14時~16時(13時30分開場)
録画配信:令和6年3月1日 (金曜日)~ 3月14日(木曜日)
※ハイブリッド型での実施
【参加費】
無料
【場所】
彩の国すこやかプラザ2F セミナーホール北側
※ 録画配信は、動画配信サイト「YouTube」埼玉県公式チャンネル(サイタマどうが)での限定公開となります。
【講演内容】
第1部「こどもの高次脳機能障害とは?」
埼玉県高次脳機能障害者支援センター職員
第2部「こどもの高次脳機能障害~家族の想う支援の在り方~」
高次脳機能障害の子どもを持つ家族の会「ハイリハキッズ」代表 中村千穂氏、ハイリハキッズ埼玉会員
〇令和5年度高次脳機能障害理解促進セミナー 「子どもの高次脳機能障害を知ろう!」
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小児の高次脳機能に特化した研修会はおそらく初めての取り組みで、私も大変嬉しく、ご尽力いただいた方々に深く感謝いたします。
本当は、第8次地域保健医療計画や第7期障害者支援計画に位置付けた上で、県リハに小児科を作るか小児医療センター内に支援拠点を作り、医師の配置、支援ネットワークの構築、教育・医療機関等への周知啓発を行うことが必要だと考えていますが、前向きなご答弁を得られたのは研修会の実施等でした。
求めていた内容に比して、得られた答弁は小さく、登壇直後は正直満足のいくものではなかったのですが、それでもこうして実際に実施が決まると、一度議場で訴えたからといってすぐに支援拠点ができるものでもなく、研修会の実施を実現できただけでも、得られたものは決して小さくなかったと感じています。
ここまで調整をしてくださった職員・関係者の皆さんのお力添えに感謝しています。
小児の高次脳機能で大変な思いをされている方は市町村レベルでは少ないかもしれませんが、県レベルで見ればきっと多いはずです。
今回の研修会が、小児の高次脳機能障害への理解や支援の第一歩となることを願っています。
当事者の皆さん、支援者の皆さん、ぜひご受講ください。
〇令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(金野桃子議員)「小児の高次脳機能障害について」