今日は、お餅つきの後、令和5年度高次脳機能障害理解促進セミナー「こどもの高次脳機能障害を知ろう!」に参加させて頂きました。
これは私が令和5年6月定例会の一般質問で小児の高次脳機能障害について理解や支援を訴え、実現できたことの一つです。
第一部では、埼玉県高次脳機能障害支援センター職員の方による「こどもの高次脳機能障害とは?」についてのご講演がありました。
第二部では、当事者団体である高次脳機能障害の子どもを持つ家族の会ハイリハキッズ・ハイリハキッズ埼玉の方による「こどもの高次脳機能障害〜家族の想う支援の在り方〜」についてのご講演がありました。
会場は4.50人の参加者がいらっしゃっていて、オンラインでの視聴も合わせると200人ぐらいでしょうか。
あまり周知されていない割には、それなりの参加者だったのではないかと思います。
会場には、登壇された当事者のお子さんの小学校時代の先生方を始め(驚きました)、当事者のお子さんとご家族、支援者の方など関係者の方が集まられていて、少しずつこうして当事者とその家族とその周りの間が広がっていることを実感しました。
登壇されたお二人は、お一人は誰でもなりうる突発性発疹による急性脳症の後遺症、もう1人は焼き肉店でO157の集団感染の後遺症で、決して特別な事情ではなく、誰でも起こり得る事柄で高次脳機能障害になられています。
登壇されたお母様方が当時の様子を事細かに、覚えていらっしゃる様子に胸が締め付けられる思いしました。
正直「選挙」という意味では、少なくとも私は戸田市内の小児高次脳機能障害の当事者の方は存じ上げず、ご相談いただいている方も全員が市外の方で、(言葉を選ばずに言えば)ほとんど全く票には結びつかない政策なのですが、市外の方であっても、当事者とその支援者の皆さんの熱い思いに動かされて、ここまで来ています。
本日の研修会を第一歩として、今後小児の高次脳機能障害の支援が大きく前進することを願っています。