最新レポートはコチラ
今日は自然再生・循環社会対策特別委員会の行政視察のため、株式会社東洋ゴムチップ（群馬県前橋市）にお伺いし、「サーキュラーエコノミーの推進」について学ばせていただきました。
株式会社東洋ゴムチップは、関東・東海を中心に資源循環・カーボンニュートラルを推進する企業グループのエンビプロフォールディングスの子会社でゴム製品の製造とリサイクル業を行っています。
ゴム製品は物によって配合が多岐にわたることから、性質上リサイクルをすることが難しく、既存製品は焼却時の熱回収と埋立てによる処分が主流だったそうです。
同社はこれまで廃棄されていたゴムの端財を再利用し、環境負荷が低く再生料率の高いクッションマット等の製造を開始し、公園やスポーツ施設の床材、踏切のパネル等の素材を製造しています。
実際に工場も見学させていただき、タイヤや車の窓枠のゴムを細かく粉砕して選別することにより、プレートやクッションマット等を作っていらっしゃいました。
「サーキュラーエコノミー」という言葉は知っていてもなかなかイメージがつかなかったのですが、実際に工場の中を見学させていただき、資源が循環している様子、特に生産段階から資源が循環することがよくわかりました。
株式会社東洋ゴムチップの皆さん、視察を受け入れてくださり、どうもありがとうございました。
