もともと市内在住で和光南特別支援学校にお子さんを通わせている保護者の方々から「児童生徒増に伴い教室やトイレ等が不足するなど大変な状況である」とご相談をいただき、私が今年の予算特別委員会で和光南特別支援学校の過密化について取り上げた経緯があります。

〇令和6年度予算特別委員会

この問題については3月末時点で1000筆を超える方が署名をされた請願書が提出されており、教室不足、トイレ不足、給食・バスの手配等が指摘されています。

実際に学校の状況を拝見させていただいたところ、文字で見るのと実際に見るのとでは問題の認識が大きく異なり、これほどまでに過密化が深刻であることに驚きを隠せませんでした。

教室不足は深刻で、1学級で1クラスを確保することが困難な状況であり、1教室をパーテーション等で仕切って2クラスにしたり合同クラスにしたり、物置等だった場所を教室として使っていたり、廊下で体育をしていたりしていました。

特にトイレについては私も問題意識を持っており、トイレが満杯で失敗してしまった子どもも多いとのこと。

学校でトイレに行けないというのは本当に看過できない問題です。

未だ残っている和式トイレについても早急に洋式化にして、1日でも早くトイレ不足を解決しなければなりません。

そのような中でも笑顔で楽しそうに学ぶ子どもたちや、一人一人の個性にあわせてあたたかく指導されている先生方のお姿に胸が熱くなりました。

特別支援学校の過密化については、今後更に力を入れて取り組んで参りたいと思います。