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無所属県民会議
埼玉県議会

[無所属県民会議]議案等説明会・会派視察ー塙保己一学園

今日は午前中は県庁にて議案等説明会でした。
主な議案は下記の通りです。
◆第77号議案「埼玉県税条例の一部を改正する条例」
地方税法等の一部改正に伴い、法人事業税の外形標準課税に係る適用対象法人を見直すとともに、軽油引取税について免税軽油制度の対象としている船舶のうち、専らレクリエーションの用に供する自家用船舶、いわゆる「プレジャーボート」を適用対象から除外するもの。
◆第81号議案 川口特別支援学校中央棟新築工事の工事請負契約の締結に係るもの
川口市にある川口特別支援学校に中央棟を新築する工事請負契約について。
午後からは、会派で川越市にある塙保己一学園を視察させていただきました。
塙保己一学園は、埼玉県で唯一視覚障がい教育を行う唯一の公立学校で、点字や拡大文字等を使って、それぞれ幼稚園・小学校・中学校・高等学校段階の教育を行っています。
県全体から全部で96名の子どもたちがが通っているそうです。
小学3年生から寄宿舎も使えるそうで、多くの子どもたちが寝食を共にして学んでいます。
視覚だけではなく他の障がいのある幼児・児童・生徒に対して発達段階に応じた教育を行っており、高等部専攻科では職業教育を行っています。
「塙保己一(はなわ ほきいち)」は江戸時代後期に活躍した全盲の国学者で、現在の埼玉県本庄市で生まれ、7歳のときに病気のため失明、15歳で学問の道に進み『群書類従』を出版しました。
その名にちなんで名前が付けられています。
卒業生がパラリンピックのゴールボールにも出場し、パリ大会では金メダルを目指しているそうです。実際に体育館も見学させて頂きましたが、今日は雨も本降りで雨音の音が大きく、音を頼りに戦うときに雨の日はより難しい感じました。
ボールも結構大きくて重たく、時速60km近く出ることもあるそうです。
体育館ではあちこち雨漏りもしていて、先生方が拭いていました。
目の見える子どもであればコーン等を置いておけばいいですが、目の不自由な子どもは見えませんし、すべって転んだりしたら大変ですので、県へ対策を求めていきたいと思います。
この塙保己一学園において、まさにこの体育館からパラリンピック選手が生まれたように、県立の特別支援学校には大きな可能性が秘められていると感じました。
また、職業訓練としてあんまの実習体験もさせていただきました。
あんまを受けたのは初めてでしたが、とても気持ちよかったです。
「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格取得を目指すコースもあるそうで、受けた後はだいぶ身体がすっきりしました。
塙保己一学園の皆さん、どうもありがとうございました。
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