今日は10時から人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会のオンライン視察で「障害者 e スポーツの普及について」を学ばせて頂きました。
県庁・自宅等からアクセスしてよいとのことで、私は自宅から出席させていただきました。
今回視察させていただいた株式会社ePALA様は、戸田市にある会社で、eスポーツを通じて、障害者が自分らしく、やりがいをもって社会参加するための支援を行っています。
同社は、年齢・性別・時間・場所・障害の有無を問わず参加できるeスポーツを「バリアフリーeスポーツ」と評し、障害者を中心とした様々なイベントや企画の運営・支援を行う事業を展開しています。
また、民間企業、大学・研究機関、地方自治体と連携し、障害者が自分らしく輝くことができる社会を創ることを目的とした実証実験を行い、得られた研究成果を展開し、各種サービス・商品の共創・研究開発の支援を行っています。
令和3年には、クラウドファンディングを活用し、バリアフリー対応かつeスポーツイベントに対応し、配信環境がそろった誰もが気軽に利用できるeスポーツ施設である『Any%CAFE(エニーパーセントカフェ)』を整備しました。
上記事業に関連する様々な業務について障害者を雇用するほか、バリアフリーeスポーツを通じて、企業側の障害者へ対する理解が深まり、雇用機会の創出にも寄与しています。
実際に全盲の社員であり、eスポーツのプレイヤーとしても活躍されている女性も参加してくださいました。
進路に悩んでいたときにeスポーツに出会い、そのことがきっかけで「誰かの夢を応援すること」が自分の夢であることに気づき、eスポーツの魅力を伝える今の仕事に就かれたそうです。
18歳の手術の前に「もう見られなくなるかもしれない」と故郷の夜景を目に焼き付けたこと、進路に悩んだときに出会ったeスポーツで自分の夢ができたこと等、企業のプレゼンテーションで生き生きと発表されているご様子が印象的でした。
ePALAの皆さまが「埼玉県でバリアフリーeスポーツの世界大会を開きたい」という大きな夢も聞かせていただきました。
埼玉県としてもeスポーツを含めた多彩なスポーツイベントを後押ししていきたいと思います。
本日はありがとうございました。