今日は午後から県庁にて、議案等説明会です。
各常任委員会に付託される議案等について、会派でご説明を受け、質疑応答を行います。
自分の所属していない委員会に付託される議案等についても把握でき、質問をすることもできる貴重な機会です。
今回は、朝霞児童相談所の新設や、新生児の先天性代謝異常等検査等の実施、埼玉県医師育成奨学金貸与条例の一部改正条例等について、質疑が行われました。
引き続いて「子どもの権利条例の現状と課題」について、浦和大学准教授でいらっしゃる林大介先生をお招きして勉強会を行いました。
様々な自治体の子育て政策等の委員も歴任され、「民主主義の担い手として主権者を育てる」という観点から、子ども時代からの市民性の醸成が社会づくりにつながることの大切さを学びました。
各地域でどのような形で子どもの声を政策に反映させてきたかなど具体例が多く、わかりやすかったです。
子どもの声をダイレクトに政策に反映させることは大切ですが、非常に難しいのも事実です。
保護者は、子どもの成長とともに「子育てで求めるもの」が変わっていくことが多いなかで(例えば、妊娠中なら妊娠中にまつわること、子どもが生まれれば産後ケア、保育園に行く年齢になると保育園問題・・・等)、「子ども」と言われる世代の声をどのように政策にまとめ、反映させるか、今後考えを深めていきたいと思います。
林先生、本日はどうもありがとうございました。