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無所属県民会議
埼玉県議会

県南都市問題協議会 都市計画・交通問題研究部会

なんとも難しい名前で、私自身「ここの委員だったんだ!?」という感じですが、要するに「埼玉県南部の三市(川口、戸田、蕨)の市議らで広域の課題に取り組んでいこうという協議会」のなかの「まちづくりや交通面の部会」ということです。
今回勉強させていただいたのは、千葉県柏市の取り組みです。〇千葉県柏市
編入合併等を繰り返し、今は人口40万人、面積114㎢の中核市。戸田より数倍規模の大きな町ですね。
※参考
戸田 人口13万人、面積18㎢
川口 人口58万人、面積が62㎢
蕨  人口7万人、面積が5㎢
http://www.city.kashiwa.lg.jp/

〇柏ITS実証実験モデル
ITSとは、「Intellgent Transport Systems」(高度道路交通システム)の略です。ITって「Information Technology」かと思ったら違うんですね。
これは、移動や交通情報等を集め”見える化”して、次世代の交通システムを作っていこうという取り組みのようです。
柏ITS推進協議会に、千葉県や県警本部、東京大学、民間企業などが多く入っているのが面白い。
※参考 東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250930_j.html
(余談ですが、柏市は高齢化政策も東大等と連携して事業を行っているのが有名ですね。柏キャンパスがあるのが大きいのでしょうが、地元に大学があるってこのように行政と連携できるんだ~と感嘆!)http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/060200/p008553.html

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オリジナルな工夫を凝らした取り組みがいくつもありましたが、興味深いものをご紹介します。
http://www.city.kashiwa.lg.jp/kashiwanoha/sustainable/
http://kashiwa-its.jp/

取り組み例① オンデマンド交通
予約して乗車するタイプの公共交通機関。
タクシー+路線バス÷2といった感じでしょうか。
編入合併等を繰り返し、一部地域で人口も少なくバスの利用も低いところがあり、定期的にバスを運行するのではなく、オンデマンド運行を導入したそうです。以前見学させていただいた熊本県菊池市でもオンデマンド交通を導入していましたが、柏のような都市部でもオンデマンド交通を導入していることにびっくり!

取り組み例② マルチ交通シェアリングシステム
市内のレンタサイクルや民間でのカーシェアリングはよくご要望や話題にも挙がりますが、柏市では自転車も電気自動車も電気バイクもシェアする実証実験を行っているそうです。
実証実験とはいえ、自治体が自転車も電気自動車も電気バイクもシェアする政策があるなんて!とびっくり。

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取り組み例③ 生活・交通情報コンテンツ
市内道路の交通量やスピードのデータを様々なコンテンツとして活用しているそうです。バスや電車の運行状況ももちろんCO2排出マップでは、メガネをかけると無味無臭のCO2のバルーンは見えるものもあるそうです。
http://www.paymentnavi.com/cardnavi/35249.html

こんなことができるんだ~と関心しきりのお話でしたが、一番感じたのは職員の方の熱意。
ひとつひとつの取り組みにとても思いが込められているのを感じました。視察等で多くの自治体の取り組みを学ばせていただいていますが、これはすごい!という取り組みには政策を動かくスーパー職員さんがいらっしゃることが多いと思いました。

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