今日、明日は危機管理・大規模災害対策特別委員会の行政視察です。
今日は、茨城県水戸市にある茨城県地域気候変動適応センターにお伺いいたしました。
近年、気候変動の影響により激甚化・頻発化している気候災害から県民の生命や財産を守る必要が高まっていることを受け、その対策が必要です。
同センターは、地球温暖化や気候変動の影響に対応するため、「気候変動影響及び適応に関する情報の収集、整理、分析、技術的助言を行う拠点」(気候変動適応法第13条)として、茨城県が事業者として茨城大学地球・地域環境共創機構を選定し、茨城大学に設置されました。
大学を事業者とするセンター設置は全国初とのことです。
同センターは茨城県をはじめとする県内の自治体や各種団体や学校、住民と協力して気候変動・温暖化の影響やその適応のための様々な情報を収集・解析し、広く発信しています。
また、地域における気候変動影響・適応に関する研究として、災等の気候変動影響予測を行い、また、ローカルな情報収集では、農業・漁業、防災関係者等へのインタビュー、アンケート調査等を行っています。
実際に大学内の研究所も見学させていただきました。
線状降水帯ができる仕組み等をスーパーコンピュータ等を使って分析するそうです。
茨城県地域気候変動適応センターの皆様、どうもありがとうございました。
