今日は警察危機管理防災委員会の行政視察のため、東京都港区にある日本電気株式会社(NEC)にお伺いさせていただきました。
今、埼玉県では、県内の交通事故による死者数は依然として全国平均を上回っており、より一層の安全対策が必要です。
また、闇バイトによる強盗被害も発生しており、防犯への取組も必要となっています。
そこで、最新の交通安全及び防犯技術について、NEC本社を視察させていただきました。
同社は国内大手の電機メーカーでるものの、管察インテグレーション統括部を組織しており、「安全・安心で公平・効率な社会の実現に貢献する」というビジョンの実現に向け、交通や防犯等に関する技術の研究・開発を行っています。
また、同社は、AI映像解析による高度な見守り技術により、複数の街頭カメラ映像を集約することで、事故や急病人などの異常発生について判定することを可能としています。また、5Gと連携したスマート一号機などの技術も、実証実験を行っています。
同社の顔認証技術は約30年前から研究・開発されており、世界的にも高い評価を得ているそうです。
高速・高精度の3Dデータ技術により、防北はもちろん迷い人の探索などにも活用することができるようです。
実際に、映像の解析状況を拝見させていただきましたが、手のひらサイズの小さな箱で、クラウド等もにも上げず、その機械が解析している様子に驚きました。
また、顔を撮影することで、三次元で把握できる装置もい拝見させていただきました。
1.2秒ほどの撮影で、リアルに再現できていて驚きました。
県議会の視察では、自治体だけではなく、民間企業にお伺いさせていただくことも多く、最新の技術等を学ぶことができて勉強になります。
日本電気株式会社の皆様、どうもありがとうございました。


