今日は、県道都市整備委員会の方々が荒川水循環センターを視察されるとのことで、私は地元議員として視察に同席させていただきました。
荒川左岸南部流域下水道は、県南中央部の荒川左岸に位置するさいたま市、川口市、上尾市、蕨市、戸田市の5市(処理区域面積18,332ヘクタール、処理区域人口約200万人)を対象とする流域下水道です。
昭和47年10月に共用開始し、県内で最も歴史があり、全国屈指の処理能力を有する流域下水道です。
家庭や工場等から排出される汚水は、沈砂池や最初沈殿池等を経由して川に放流しています。
荒川水循環センターでは下水汚泥の有効利用として、下水汚泥燃料排肥料「荒川クマムシくん1号」や、下水予定の消化施設とバイオマス発電に取り組んでいます。
「荒川クマムシくん1号」は、自治体として全国で初めて下水汚泥燃焼灰を菌体リン酸肥料として登録されており、この肥料を使った農作物を育てることで、循環型社会を推進しています。
下水汚泥消化施設バイオマス発電については、下水汚泥を嫌気性発酵させることで発生するメタン(可燃性ガス)を焼却炉の補助燃料等に利用しています。
県土都市整備委員会の皆様、荒川左岸南部下水道事務所の皆様、本日ありがとうございました。





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