今日の審査事項は、「埼玉版FEMAによる災害対応力の強化について」です。

「埼玉版FEMA」とは、実動部隊をほぼ持たない県において、市町村、消防、警察、自衛隊、国、民間事業者・団体など関係機関との強固な連結を推進し、県全体の危機・災害対応力を強化するものです。

具体的な取組として、平時から、地震、風水害をはじめ想定される危機や災害ごとに対処すべき事項や役割分担を定めたシナリオを作成し、訓練を繰り返すことで関係機関との連結強化を図っています。

私からは、以下の質疑を行いました。

①「埼玉県FEMA」が対応すると想定している事案について、危機・災害被害とあり、自然災害は対応するようですが、テロなどの人為的災害は「国民保護等」のなかで含むのか。

また、不発弾の発見が頭上訓点のテーマとして示されているが、八潮市の道路陥没のような、自然災害ではないものの、広域的・複合的な対応が求められる事案については、今後テーマとして訓練を行う考えはないか。

②図上訓練のテーマ設定はどのように行うのか。

③市町村との連携について、県内では少しずつ市町村版FEMAの取組が始まっているところがあると聞いているが、今後どのように市町村と連携して進めていくのか。

その後は会派会議やご意見対応等です。

明日は国の補正予算の決定を受けて、急遽本会議が開会されます。