<箕面(みのお)市視察>


<箕面(みのお)市視察>
防災改革と防災体制

箕面市は大阪市の北部に位置し、人口約13万人、大阪のベッドタウン、競艇がある、一般会計約391億円(平成25年度当初予算)と戸田市と似たような市です。戸田市と違うのは、箕面大滝やお寺など自然や文化財が多かったり、市内から山が見えたりと観光地としての要素も持っている点だと思います。
http://www.city.minoh.lg.jp/

箕面市では、東日本大震災後、市長以下職員の方が非常に熱心に防災対策について取り組んでおり、その内容を学びました。
それは、災害発生時に行政がすべて行うのは事実上困難だという現状を認識し、市民も含めて災害に対応しようというものです。
具体的には、小学校区ごとに「地区防災委員会」を作る、家族全員無事であれば黄色いハンカチを玄関先に掲げる「黄色いハンカチ作戦」、毎年1月17日に全市で防災訓練を行うなどです。
あわせて、「災害時特別条例」を制定したそうです。
これはとても興味深い条例で、市は本条例に基づき要安否確認者名簿を作成し、それを封印しておきます。いざ災害が発生したときに、その封筒を開け、地域住民で安否確認をするというものです。
現状では個人情報保護条例で要安否確認者名簿を作ることは難しい面もあり、それをこの条例で可能にするものです。
現時点では、約13万人の市民のうち高齢者、障がい者、妊婦など約13000人が登録されているようです。つまり10人に1人がリストに載っていることになります。

お話を伺い、箕面市が大変熱心に防災対策に取り組んでいることがとてもよく伝わりました。
これには現市長の思いが大きいようで、その市長は、開成→東大法→総務省→箕面市副市長に出向→総務省を退職し市長立候補、という方だそうで、市長の指示の下、女性職員さんが中心となって作ったというからとても驚きました。

〇箕面市災害時特別条例
http://www.city.minoh.lg.jp/kurashi/bousai/jourei/sengen_jourei.html