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埼玉県議会

[平成25年6月議会]一般質問―③自治基本条例

【一般質問―③自治基本条例】
(1)策定しようとした目的、経緯は?
地域課題を解決するために、市民・行政・議会の三者の協働の仕組みづくりをするため。
←こんの:「身近な地域課題を解決するため」というキャッチコピーは、どのようにしてできたのか?「自治」のあり方を地域課題に限定されるのか?
←執行部:身近な地域課題を題材として「自治」を考えるだけで、地域課題に限定したものではない。
←こんの:「自治」は防災・防犯、子育て等以外にもある。広く視点をとってほしい。そもそも、市民協働に積極的な戸田市で自治基本条例を制定する意義をどのように考えているのか?
←執行部:第三次振興計画から市民協働を掲げており、市民から声が上がったものだ。

(2)今後の予定
7月27日に中間報告会、条例骨子案を作成し、来年六月議会での上程を予定している。
←こんの:「戸田市でなぜ自治基本条例を制定するのか」の議論を積み重ねてほしい。

(3)市民参加
これまでも市民参加はしてきたし、今後も市民生活に関する施策を行う際は市民の意見を十分把握したものとなるよう努めてまいる。
←こんの:条例制定の「目的」を、地域課題の解決をきっかけとして自治をつくることとするならば、その「手段」のひとつとして、現に市が地域課題を解決するために策定している計画等へ市民への情報公開と参加をうながす規定を入れ、同時に総合振興計画等と同位に位置付けることにより、例外規定を入れたうえで、統一ルールとなる情報提供と市民参加を認める規定を入れてはどうか。
←執行部:市民参加を規定するかは市民との議論。議会の議決権にも抵触しうる。自治基本条例の位置づけは明確な回答はできない。

★自治基本条例はとても大きなテーマであると考えています。戸田市の場合、市の提案で作られていますが、条例として制定されると今後もずっと生きるルールとなるので、「なぜ戸田市で自治基本条例が必要なのか」を庁内・市民も含めてきちんと議論することが大切だと考えています。
市の言うとおり、「地域課題を三者が協働して解決するための仕組みづくり」であるのではれば、現に市が地域課題を策定している計画等に市民の声を聞く仕組みを入れることがひとつの有効な手段となると思うのですが、この点については明確な回答は得られませんでした。
★今回は自治基本条例とファシリティマネジメントをメインにして、流れを作るようにしたのですが、思った通りにはいかず、難しかったです。今後の検討課題です。

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