いじめ重大事態対応訓練


いじめ重大事態対応訓練

13時半から、いじめ重大事態対応訓練に出席させていただきました。
大津市の事件を受けて大きく法律が変わり(いじめ防止対策推進法他)、新しく体制が整備され、国や地方公共団体、学校、保護者らはそれぞれ責務が課されました。
その中で、いじめによる「重大事態」(いじめにより児童が心身・財産に重大な被害が生じる等)が起った際に、組織を設け、市、学校等は事実関係の把握や再発防止を講じることが求められます。
〇文部科学省ーいじめの問題に対する施策
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302904.htm

今回は、市内の中学生がマンションから転落したという事案を想定し、実際に市長、教育長、校長、教育委員会、いじめ問題調査委員会、いじめ問題対策連絡協議会、総合教育会議、再調査委員会、警察関係、市議会等がどのように動くかの組織の動きを確認する訓練を行いました。
おそらく全国初の取組みです。
関係者の他、市内小中学校校長、文科省生徒指導室長、警察署関係者、弁護士、医師、大学教授、メディア関係等多くの人が一同に会し、具体的な想定事案や生活記録ノート、生徒の質問紙調査等具体的な資料に基づき動きを確認しました。

<一連の流れ(概要)>
①児童転落の一報が学校に入ると、学校は教育委員会に報告・指示を受ける。
②教育委員会は市長へ報告する。
③教育委員会はいじめ問題調査委員会を招集する。
④市長は総合教育会議を招集する。
⑤いじめ問題調査委員会は学校と連携し調査を行う。
⑥学校は記者対応を行う。
⑦いじめ問題調査委員会は調査結果を教育委員会に報告し、その結果を教育委員会は市長に報告する。
⑧市長は総合教育会議に報告する。
⑨市長が再調査委員会を招集する(市長が必要と判断した場合)。
⑩市長がいじめ問題対策連絡協議会に再発防止策をまとめる。
⑪市長が市議会に報告する。

いずれも当事者本人が本人役で登場し、一連の流れを確認しました。記者会見は校長先生が実際の記者の方から質問も受けていました。
一時間程度の訓練ののち文科省職員の方から指導講評をしていただきました。

このような「重大事態が起こった際の訓練」をすることには様々な見解があると思います。
私も見学する前は疑問の思いもありました。
しかし、実際に拝見すると、それぞれの立場の方が本人役で登場することで、参加者全員が「このような重大事態を起こしてはいけない」という思いを胸に刻んて職務にあたることができたのではないかと思います。

今日はメディアの方も複数いらしていて、インターネット公開もOKということで、とても重要な取組みだと思いましたので、詳細にお伝えします。

〇いじめ重大事態対応訓練の開催
https://www.city.toda.saitama.jp/…/hisyo-press2015-ijimejyu…

 
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