今日は、書道でした。
「綺麗な字が書けるようになりたいな」と思い、「せっかく習うならきちんと学校に入って師範資格を目指そう」と神保町の日本書道教育学会の2年間の師範コースに入学しました。
毎週の課題や毎月の段級試験もあり、仕事をしながらの通学は大変なこともありましたが、なんとか専攻Ⅳの卒業制作を書き上げることができました。
私が選んだのは、欧陽詢の「九成宮醴泉銘」です。
この古典作品は「楷法の極則」とも称され、課題作品に選ぶには難しいと言われますが、緻密で美しい字体と格調の高さ、また何より作品が生まれた背景が素敵で、卒業制作に選びました。
一枚書き上げるのに一時間近くかかりますが、何十枚か書き、なんとか一番良い作品を選んでいただきました。
師範資格取得のためには、仮名や書道史など課題は残されていますが、一つ課題を仕上げることができ嬉しいです。
2年間一緒に頑張ったクラスメイトや先生にも感謝の気持ちです。
引き続き、頑張ろう!