実は、県議会には県政担当の記者の方各新聞社からいらしていて、私たち議員の一般質問等のやりとりなども議場で傍聴してくださっています。

登壇後に記者の方が一般質問の内容について、その背景や思いや実際の答弁(今後の方向性など)を取材にいらっしゃることも多く、私も一般質問を作る上でとても励みになっています。

今回の小児の高次脳機能障害については、正直議場での答弁はそこまで良いものではなく、当日新聞等に取り上げられることはなかったのですが、その後について私から情報提供したりフォローしてくださいました。

特に今回の小児高次脳機能障害ら誰にでも起こりうる障害であることや、これまで光が当てられていなかったことなどに問題意識を持ってくださり、今回記事に取り上げてくださいました。

私が持っていたよりも大きな記事で驚きました。

記事の中では「今後行政は支援を本格化する」との文言がありますが、正直そこまで本格化するわけではないのではないかと思っているところもありますが、このように大きく記事に取り上げていただいたことで、行政側や社会全体が問題意識をより深めるきっかけになったらいいなと思っています。

また、当日登壇された当事者のお母様は過去、「小児の高次脳機能障害はない」と病院で言われて困り果てていた中で、偶然新聞記事で小児の高次脳機能障害があることを知り、記事で紹介されていた団体にご連絡をしたことが支援につながるきっかけになったとお話しされていました。

今回の新聞記事を掲載していただいたことで、悩んでいる当事者の保護者や周囲の方の目に触れて、必要な支援につながることを願っています。

読売新聞社さん、記事にしてくださりありがとうございました。