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埼玉県議会

子どもの医療費無料を全国で使えるようにしてほしい

市内の子育て中の方から、「保険証は全国で使えるのに、子ども医療費無料の受給者証が各自治体でしか使えなくて困っている。夜間救急や重度の疾患の場合は市外や都内で受診することもある。何のための医療保険なのか、改善するべきだ」とのご意見を頂きました。
私自身は、国全体の社会保障、特に医療制度の在り方を考えたときに、医療の現物給付(窓口負担なし)については慎重の立場です。
確かに、窓口負担なしで医療を受けられる・薬を受け取れるということは子育て世帯にとっては非常に有難いのは実感していますが、医療資源が限られ、また、国や自治体の財源が限られていることからすれば、医療の現物給付をもろ手を挙げて賛成するのは難しいという思いが否定できません。
また、子供医療費は医療保険ではなく、市民・県民全体のお金であり、もちろん自分自身も含まれるでしょうが、どこかの誰かが払ったお金で医療が受けられているわけで、改善するといったものでもないと考えています。
しかし、子ども医療費無料化(現物給付)は全国的にも広がっており、埼玉県においても過去議会の決議も出ており、多くの子育て世代の声の後押しも大きく、広がっていくと思います。
調べたところ、確かに東京都では東京都が27市区町村の代わりに医師会・歯科医師会・薬剤師会等と契約事務を行うことで、基本的に27市区町村どこでも子ども医療費が無料になっているようです。
これに対し埼玉県では、県内全域で現物給付(窓口負担なし)を行っていないことから、各自治体ごとの取り扱いとなっています。
この点については、現在県内全域で調整を進めているとのことでした。
個人的には悩ましいテーマですが、子どもが適切に医療を受けられるよう取り組んでいきたいと思います。
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